ヤシュウの部屋

30代ゲイが生き方を模索しながら考えたことを綴るブログ

ゲイとエイズとブログと仕事

エイズHIV)はゲイの病気、というのは間違いだが、HIVウィルスの新規感染者の多くは男性同性愛者ということは紛れもない事実であり、ゲイコミュニティ内ではHIV感染予防のための啓蒙活動をしている団体がたくさんある。

 

しかし俺は生まれてから長い間、他人との性的接触がなかったので、エイズに関する知識をあまり意識的に知ろうとはしていなかった。

 

そんな俺も最近は他人とエッチなことをする機会がでてきたので、エイズに関してもう少し学んでおいたほうがよさそうだということで、ここ数日はエイズに関するいろいろなサイトを読んでいた。

 

とりあえず、HIVウィルスに感染してもウィルスが増殖してエイズを発症する前に検査で発見して治療を開始することが大切で、治療によってウィルスを抑えることは可能なようだ。逆に言えば、感染しても検査を受けずに放置した結果「いきなりエイズ」になってしまうと、命に関わる事態になる。

 

あるサイトの中で、「いきなりエイズ」を発症した患者さんのブログが紹介されていたので読んでみた。全部で30記事ほどあり、1時間くらいかけて全記事を読んだ。

HIV.with.Me

 

ブログ主のウルフボーヤさんは24歳の若さでいきなりエイズを発症し、同時にガンも併発していることが判明(HIVに感染するとガンも併発するリスクが高くなるらしい)。その後26歳のときにブログを開設して、闘病生活とその合間の家族、友人との交流を記録していた。残念ながら既に彼は亡くなっており、最新記事のコメント欄で彼の親族の方が彼の最期についてコメントしている。

 

24歳でエイズ発症というのは非常に不幸なことではあるのだけど、彼のブログには家族・友人への感謝や、病気と前向きに闘う覚悟が記されていて、読んでいて「この人はとてもいい人だったんだろうなあ、周囲の人に愛されていたんだろうなあ」という気持ちになった。途中まで読んだ時点で気づいたら涙があふれていた。

 

俺は現時点で彼より10年ちかく長く生きているわけだが、ここ数年は本当の意味で生きているとは言えないというか、もっと主体的に自分の人生について考えながら生きるべきだったのではないだろうかと思っている。職場には居づらさを感じているけど、生活のためにとりあえず求められた仕事をこなすだけで一日一日を生きている感覚がずっと続いている。人生は有限なのに、こんな生き方をしていては、ウルフボーヤさんのように一日一日を必死に生き抜いた人に比べて俺はダメダメすぎる。

 

好きなことを仕事にする、というのが正しいかどうかは分からないけど、少なくともいい仕事をするためにはその仕事への情熱が必要だと思う。今の俺はその状態にはほど遠いので、まだ具体的なことは書けないけど、変わるための第一歩を踏み出そうと思う。

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