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ヤシュウの部屋

30代ゲイが生き方を模索しながら考えたことを綴るブログ

【ランサーズ】11月の実績とマガラニカ案件とWELQ問題の話

働くこと

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 さ~て11月の獲得金額は?

副業としてランサーズでライティングの仕事を始めて2ヶ月目の獲得金額は¥22,801円でした。(ランサーズ手数料を引かれた後の手取りは¥17,958円

 

11月も10月と作業時間はほぼ変わっていないですが、10月よりもたくさん納品できたので、多少は執筆スピードが上がったのかな?ランサーズの仕様に慣れて、メッセージのやり取りとかがスムーズにできるようになったのも大きいかもしれません。

 

マガラニカ案件始めました

11月は新たに「マガラニカ案件(ランサーズ案件)」と呼ばれているタイプの仕事を2件ほど受注するようになりました。

いわゆるキュレーションサイト向けの記事を書く仕事です。

 

マガラニカ案件とは

ランサーズはクラウドソーシングのプラットフォームであり、仕事を発注するクライアントと仕事を受注するランサーをマッチングするためのwebサービスを管理することがランサーズ株式会社の主な業務です。

しかしマガラニカ案件では、クライアントがランサーズの中の人(社員)のアカウントになっています。(そしていくつかあるランサーズ社員のアカウント名が「magallanicaXXX」なので「マガラニカ案件」と呼ばれています。)

仕事の発注の流れが"クライアント→ランサー"という関係ではなく、"(本当の)クライアント→ランサーズ株式会社→ランサー"という関係になっているわけです。

 

なぜこんな形になるのかというと、クライアントがランサーに依頼したい案件の規模が大きく、大勢のランサーに仕事を振り分けないといけない場合に、クライアント自身が大勢のランサーを管理するノウハウを持っていないためランサーズ株式会社にその案件のプロジェクト管理ごと発注しているからです。

「大規模なサイトを作るために、月に数百本の記事作成をフリーのライターに発注したいけど、何十人ものフリーライターへの発注を自社で管理するのは大変……」と考えたクライアントがランサーズにまとめて発注しているわけです。

 

俺の場合は、今月になって初めてランサーズ運営からマガラニカ案件へのお誘いメッセージが来ていたので、試しに2つほど受注してみました。

 

ライター初心者から見たマガラニカ案件の特徴

マガラニカ案件は一つの案件に対して数十人~百人以上のライターがまとめて管理されているという点に大きな特徴があります。

そしてその管理のためのツールとして使われているのがグーグルスプレッドシートとチャットワークというツールです。

 

グーグルスプレッドシートは、オンライン上で共有して編集できるエクセルシートのようなものです。

ライターの名前と作成予定の記事のタイトルなどが表になっていて、作成する記事の各ライターへの割り当てや、今週作成可能な本数の申告、記事ごとの進捗状況管理などをグーグルスプレッドシート上でおこないます。

 

チャットワークは普通のグループチャットのようなwebサービスで、案件ごとにチャットルームが作られていてその案件のディレクター(ランサーズ社員またはフリーランスのディレクター)とライターの間の連絡用に使います。

 

たぶん、初めてマガラニカ案件に参加した人は、数十人が参加しているチャットワークの中でディレクターからの指示やライターからの質問が多数飛び交っている様子を見て「なんかすごいメンドクサそう…」と思うでしょう。

クライアントと自分だけでメッセージをやり取りするのと比べると、チャットワークでのコミュニケーションはかなり不便です。

ディレクターからの重要な指示が自分に関係ない多数のメッセージの中に埋もれているので。

 

しかもディレクターにライターから個別に(他の人から見えないように)メッセージを送ること(いわゆるtell送信)は原則禁止されているので、全ての発言が全員へ送られてしまって余計に重要なメッセージが埋もれやすいのです。

ディレクターの数に対してライターの数が多すぎるのでtell禁止は仕方ないんだろうけど。

 

トライアルの時点で納期を守れない人が多すぎ

マガラニカ案件に限らず、その案件で初めて記事を書くときは、たいてい「トライアル」と称してまず1つだけ記事を書かされます。

そのトライアル記事の出来栄えをクライアントが見たうえで継続的にそのライターに発注するかどうかを判断されます。

 

で、俺が参加したマガラニカ案件でもトライアルの記事を大勢のライターが書いていたんだけど、1500字程度のボリュームで納期は2日後とかなのに「子供が熱を出して…」とか「他の案件が立て込んでしまって…」などの理由で納期の延長をチャットワーク上で申告するライターが続出していました。

しかも既に納期を過ぎた後に申告している人も。

 

活躍しているwebライターさんのブログを見ると、「納期厳守、クライアントへの連絡はなるべく早く」ということがよく書かれているけど、それができないライターが大勢いるんだなということを実感しました。

ランサーズ側としても、すき間時間の副業としてランサーズを勧めている面もあるので、納期の延長にはなるべく柔軟に対応しているようですが、ちゃんと納期を守れるライターのほうが重宝されるでしょうね。

 

SE経験者にとっては意外とやりやすい?

俺は、本業の仕事でSE(システムエンジニア)をやっていた頃に、大規模な開発案件で他の会社の人とチャット上で連絡をとりながら仕事をしていた経験があります。

5つくらいの会社から100人以上の人間が入っているチャットルームが用途別に20部屋くらいあって、それらを常に表示しながら作業していたので、マガラニカ案件のチャットワークを見てちょっと懐かしい気持ちになりました。

 

でもフリーライターのように個人で仕事をする場合は、1日最低1回はチャットワークを見ないといけないというのは余計な負担になるので、マガラニカ案件を敬遠するライターが多いというのもうなづけます。

 

レギュレーションがやたらと細かい……のは良し悪し?

ライターのマガラニカ案件は、基本的に企業が作る大規模なwebサイトの記事を作る仕事なので、サイト全体の統一感を守るために記事の書き方について細かいレギュレーション(決まりごと)があります。

文章・画像・レシピの引用元の制限(企業や官公庁の公式サイトやウィキなど特定のサイトから引用しないといけない)とか、「こういう構成でこういう内容を盛り込んでください」という決まりなど、いろいろなレギュレーションがあります。

 

ただ、構成についての決まりが細かい案件だと、記事のテーマや内容の多くが指示されているので、ライターにとっては書く内容に悩む必要が少なくなってラクという面もあります。俺もけっこう「この案件は構成に悩まなくていいのでスムーズに書けるな」と思ったりもしています。

まあ記事ごとの構成・概要を考える仕事も別のランサーに発注してやらせているようなので、一つの記事の報酬を分け合っていると考えるとお得ではないのかもしれません。

 

面白いレギュレーションとしては、一つの記事の中で画像の引用元が特定のサイトにばかり偏ってはいけないという決まりがあったりします。

例えば、ある記事に使う画像の全てをインスタグラムから引用してはいけない、ということですね。

同じサイトから引用してばかりでは「キュレーション」ではないということなのでしょう。

 

たくさん書いてもインセンティブなし?

マガラニカ案件について一番不思議に思うのは、たくさん記事を書いたライターへのインセンティブがないという点です。(マガラニカ案件の一部ではインセンティブがあるようですが。)

週に記事を1本書くライター100人に発注するのと、週に10本書くライター10人に発注するのとでは、後者のほうがディレクターの負担がかなり少なくなると思うのですが、たくさん記事を書いたライターにはボーナスをあげますよ、みたいな条件を提示している案件はマガラニカ案件にはほとんど無いように見えます。(俺が見つけていないだけかも)

 

ランサーズ上で普通にライターを募集しているクライアントの中には「30本書くごとに1万円のボーナス!」とか「たくさん書いてもらえれば単価を上げます!」といった条件を提示している案件も多いので、マガラニカ案件ではなぜ少ないんだろう、と思いました。(実は裏でインセンティブを提示しているのかもしれませんが。)

 

WELQ問題に見るwebライターのこれから

副業でちょっとwebライター初めてみました、という俺みたいな人間が語るべきことではないのかもしれませんが、最近話題になった「WELQ」というキュレーションサイトの問題については興味深く見ていました。

DeNAが運営しているWELQという医療系のキュレーションサイトに、不正確かつ単なるパクリな記事が多数掲載されていたという問題です。

 

東京都、WELQ問題でDeNAを“呼び出し” 「同様な他サイトへの対応も検討」 | ORICON STYLE

 

WELQが閉鎖される前に少しWELQの中の記事を読んでみたのですが、不正確とかパクリとかいう以前に、明らかに日本語として間違っている文章が多数見つかったので、「こんな記事でよく検品を通過したな」というのがまず最初の感想でした。

俺がマガラニカ案件で受注して記事を書いているのもキュレーションサイトで、医療のようなセンシティブなテーマのサイトではないですが、他のライターさんの記事の修正内容を見ると検品でかなり厳しくチェックされている印象です。

 

なんにせよ、ライター側も「世の中に価値を提供できていないと思われるようなサイトのための仕事はしない」というポリシーをもって仕事をしていかないと、いずれ仕事が無くなるのかな、と思いました。

 

それでもクラウドソーシングには可能性がある

マガラニカ案件をやっていると、グーグルスプレッドシート上で他のライターさんの執筆本数が見えるわけですが、中には週に8万円以上のペースで執筆している人もいました。

専業ライターならマガラニカ案件よりも割りの良い案件に挑戦したほうがよさそうな気もしますが、マガラニカ案件だけで十分生活していける金額を稼いでいる人が同じ案件に関わっているライターの中にいる、というのはけっこう衝撃的でした。

 

ランサーズにもいろいろ問題はあると思いますが、クラウドソーシングはゲイに限らず”フツウ”の会社の”フツウ”の価値観の中で働いていくことに”生きづらさ”を感じている人が自分らしく生き生きと働くための一つの足がかりになると思うし、実際にランサーズをきっかけにそういう生き方をできるようになった人もいるみたいなので、もうちょっとランサーズでの副業を続けてみて、自分の中で「これからどう生きていきたいのか?」を追求したいと思っています。

 

クラウドソーシング「ランサーズ」

 


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