ヤシュウの部屋

40代ゲイが生き方を模索しながら考えたことを綴るブログ

トランプが大統領になってもやっぱりアメリカはすごい

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株価に見るアメリカの強さ

アメリカ大統領選挙でおおかたの予想に反してトランプが当選しちゃったので、米国株が暴落するかな?と思っていたのですが、結局翌日のダウ平均は上げて終わっていました。俺は主に米国株への長期投資で資産運用しているので「株価下がったらナイキの株とか買おうかな」と思っていたのですが、全く買うタイミングが無かったです。

 

開票当日の日本の株式市場は1000円くらい暴落していたし、米国市場もマーケットが開く前の先物市場は下げていたのですが、そこはさすがアメリカ。誰が大統領になろうがアメリカのグローバル企業は最強ってことですかね。(トランプは法人減税を公約にしているなど経済政策はかなり企業寄りってこともあるみたいですが。)

 

日本の民主党政権時代みたいにアメリカが低迷するんじゃないかっていう意見もあるみたいだけど、アメリカ人は政治への関心も日本人より高いみたいだし、トランプが過激なことを実際にやろうとしても議会と世論が許さないんじゃないかなと思います。

 

そもそもトランプはビジネスマンとしては非常に成功した人物なので、日本のほとんどの政治家よりはるかにしたたかで頭がキレるんじゃないかなー。過激な発言も、大統領の座に近づくための計算って感じがしなくもないし。

 

LGBT的にはどうなんだろう

トランプって保守派に人気なので、LGBTには否定的な人なのかと思っていたのですが、案外そうでもないみたいです。

 

例えば2012年、カナダのミス・ユニバースの選考に、性転換者が出場したことがありました。彼女は最終予選まで残ったけれど、性転換手術を受けていたことが発覚し、失格になりました。性転換者を失格にしたことで、ミス・ユニバース機構は、世界中から非難を浴びました。けれど、ミス・ユニバース機構の共同代表だったトランプ氏は、そうした世論を受けて、すぐに彼女の失格を取り消し、性転換者の出場を認めた。つまり共和党の中で、トランプ氏は性転換者などを含めたLGBT層に理解があるリベラルな存在です。

トランプ氏、真の姿は柔軟なビジネスマン:日経ビジネスオンライン

 

とはいえトランプが所属する共和党はLGBTにはあまり好意的でない人が多いみたいです。LGBTがバッシングされないといいんだけど。

 

やっぱアメリカすげえ

選挙で人々があれだけ盛り上がっているのを見ると、「やっぱアメリカってすごいな」と思います。多くの人が政治に関心をもっていて、普通の人が政治についてあちこちで語ったり主張しているということ自体がアメリカの強さの源泉なのかな。

 

日本はあまり政治について普通の人々が活発に議論する文化がないから、LGBTに関する問題にしろ何にしろ、日本が外国に先んじて先進的な制度を導入することは一生無いんだろうな、とか思っちゃいました。