レインボーウィーク中ということで、何か1人でもフラッと参加できるようなイベントはないかな、と思って探してみたところ、こんなのを見つけました。
そんなわけで、5月3日に東京大学駒場キャンパスで開催された『LGBT×貧困 性的マイノリティが遭遇する困難・ピアサポートの可能性』というシンポジウムを見に行ってきました。
東大に行くのは初めての経験。
有名な赤門があるのは本郷キャンパスのほうですが、駒場キャンパスは広い土地をぜいたくに使っていて、年季の入った外壁タイル張りの建物と、ガラス張りの新しい建物が緑豊かな敷地内に立ち並んでいるステキなキャンパスです。
キャンパスの雰囲気が俺の通っていた大学に何となく似ていたので、なんだか懐かしい気分になりました。
会場の教室に入ってみると、定員250人の部屋はほとんど埋まっていて大盛況。
参加費は500円なので気軽に参加できるとはいえ、こんな真面目なテーマでこれだけ人が集まるってすごいですね。
シンポジウムでは、以下のゲストの皆さんの団体がやっている貧困者やLGBTへのサポート活動について1人ずつお話しした後、ゲストと主催者が今後の貧困LGBT向けサポートのあり方についてディスカッションしました。
【ゲスト】
稲葉剛さん(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事、立教大学大学院特任准教授)大江千束さん(LOUD代表・パートナー法ネット共同代表)
生島嗣さん(NPO法人ぷれいす東京代表)
ホームレスなどの貧困者だけでなく、HIVや精神疾患、薬物依存症患者へのサポート活動についてもお話しされていました。
クラウドファンディングでお金を集めて、ホームレスのための一時宿泊施設やホームレス経験者が働けるカフェを作っているそうです。
俺自身は今のところそういったサポートが必要な状況ではないけれど、そういう相談を受けつけて住む場所を提供したり就労支援したりしてくれる団体があるということを知ることができたのは収穫でした。
いろいろ資料ももらえたので、後でゆっくり読んでみようと思います。
そして5月7日はいよいよプライドパレード。
今年は自分も歩いてみようかなーと思っています。