今どきのゲイの出会いの方法といえばゲイアプリ。でも昔ながらのネット掲示板にも、出会いを求めている人がまだまだ存在するようです。
先日、久しぶりに某ゲイ向け掲示板を覗いてみたところ、今でも毎日けっこうな数の書き込みがありました。
ただ、書き込みの多くは「今から会ってイイコトできる人募集」的な誘いで、恋人や友達を募集している人は少なめ。
そんな中、「ウチに集まって飲み会しませんか?」という書き込みを見つけました。
あらかじめ募集主との画像交換必須(ある程度のレベルを保つため)というのがちょっと引っかかりましたが……面白そうだなと思ってメッセージを送ってみました。
画像を見せてもらったところ、募集主は40代前半のオジサマで、なかなか渋くてカッコいい顔立ち。
うちからオジサマのマンションまではちょっと距離があったので、飲み会開始時間に間に合うように電車を乗り継いで向かいました。
マンションの前に着いてチャイムを鳴らすと、中からオジサマらしき人が出てきました。が、明らかに事前に見せてもらった画像より老けている……。
「まあオジサマ以外の参加者に良い人がいるかもしれないし」ということで俺は家の中へ入りました。
しかし部屋の中へ入ると、鼻につくナゾの悪臭が…。何の臭いだろう、と思っていたら、目の前に一匹のネコが登場。
たいていのマンションは機密性が高いので、こまめに洗ってあげないと臭いがこもるんでしょうね。
この時点で俺のテンションはダダ下がりでしたが、オジサマからさらに追いうちをかける一言が。
「今日は人が集まらなかったので、キミとサシで飲むことになっちゃった」
……。俺は「せっかくここまで来たんだし、ちょっと飲んで話をするだけならいいか」と思ってオジサマと飲み始めました。
そして30分ほど世間話をしたころには、俺は「見た目はアレだけど、悪い人ではないみたいだな」と思っていました。
すると突然、オジサマが俺のすぐ隣にきました。そして次にオジサマが喋りだした瞬間、モワっとキツイ口臭が。
俺はあわてて「用事があるので帰ります」と言って退散。
というわけで、飲み会はさんざんな結果で終わったのでした。
改めて感じたけど、においは人の印象を大きく左右するので、ちゃんと気をつかったほうがいいですね。人のふりみて我がふりなおせ!
俺はペットを飼っていません。それに自宅に人を呼ぶこともほとんどないのですが、万が一のために部屋用の消臭剤を購入しました。
香りでごまかすのはイヤなので無香タイプです。包装を剥がせるようになっているので見た目も悪くない感じ。
口臭はちゃんと歯磨きして、人と会う前はミンティアとか食べれば大丈夫かな?リステリンとかも使ったほうがいいのかな……。