ヤシュウの部屋

40代ゲイが生き方を模索しながら考えたことを綴るブログ

『ニュータウンは黄昏て』を読んで住まいについて考えた

前回の記事のコメント欄で、『ニュータウンは黄昏て』という小説を紹介していただきました。

 

昨年末に近所の図書館の建て替え工事が終わってリニューアルオープンしたので、一度行ってみたかったということもあり、さっそく図書館で借りて読んでみました。

 

バブル期にニュータウンの分譲団地を購入してしまい、住宅ローンの返済に苦しんでいる家族が主人公の小説です。

 

ストーリーは母親と娘の2つの視点で進んでいきます。

母親パートでは主に団地の住民トラブルや建て替え問題を扱い、娘パートでは資産家の息子との奇妙な恋愛や女友達との関係が描かれているのですが、個人的には母親パートのほうが断然気になりました。

 

もし自分が将来家を買うとしたら、一戸建てにするかマンションにするかどうしよう、と考えることがあります。

こういう本を読むと、「やっぱり一戸建てのほうが自分の自由にできていいなあ」なんて思っちゃいますね。

マンションの理事会に出席して他の住民と建て替え問題について議論するなんて、自分にとっては最も苦手な分野です・・・。

 

一戸建てでもご近所問題はあるでしょうけど、集合住宅で住民の利害が対立してしまったケースに比べたらまだマシ、という気がします。

 

そもそも家を買うべきなのか、一生賃貸で済ませるべきなのか、という悩みもあります。

少なくとも今はまだ住宅を購入する段階ではない、とは思っています。仕事がどうなるかもわからないし、いつか未来のパートナーと同居することになるかもしれないし。

 

でも引っ越しはあまり好きではないので、早く終の棲家を決めたいという気持ちもあります。

実は来月中には職場の近くに引っ越す予定なのですが、社宅なので一生そこに住み続けることはできません。

いつになったら終の棲家とめぐりあえるのだろうか・・・

 

まあ、あまり先のことばかり考えてもしょうがないので、今は充実した賃貸ライフを送るための準備をしたいと思います。

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本を読む機会が増えてきたので、100円ショップで売っている半透明折り紙でハートのしおりを作ってみました。

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折り方は「折り紙 しおり ハート」とかでググるとたくさん出てきます。

 

お気に入りのしおりがあると、本を読むのが楽しくなりますよね。

次は何の本を読もうかな?

ニュータウンは黄昏れて (新潮文庫)

ニュータウンは黄昏れて (新潮文庫)