ヤシュウの部屋

40代ゲイが生き方を模索しながら考えたことを綴るブログ

義憤に駆られて引っ越した話

2021年になったばかりですが、新しい住まいに引っ越しました。

 

過去に5回ほど引っ越し経験があるので、今回が6回目です。

 

これまでの引っ越しの理由は、進学・就職・転職などの都合や、より快適な環境を求めてでした。

しかし今回は、義憤に駆られて(不公正なことに対するいきどおりをきっかけに)引っ越すという、新しいパターンの引っ越しです。

 

今回の引っ越しのきっかけは、住んでいたマンションの貸主から、次回更新から家賃を値上げするという連絡を受けたことでした。

2021年2月から、いきなり月額9000円も値上げするといわれたのです。

 

ただし俺の場合は、勤務先の会社の借り上げ社宅として賃貸契約していて、家賃は会社と折半しているので、自己負担分は月4500円だけ増えることになります。

 

会社からは「今の賃貸契約を更新せずに、別のマンションを借り上げ社宅として契約して引っ越してもいいよ」と言われたので、引っ越すかどうか悩みました。

 

引っ越しはメンドウだし、引っ越し費用は自己負担ですが、新居の敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用は会社負担なので、更新後の家賃より安いところに引っ越せば長期的には負担減になります。

 

で、いろいろ考えた結果、引っ越すことにしました。

 

「マンションのオーナー(不動産会社)はなぜ家賃値上げを要求してきたんだろう?」と考えたのですが、周辺地域が発展して家賃相場が上がったならともかく、特にこの2年間で周辺環境の変化はありませんでした。

 

そもそも最近はコロナの影響で経済的に困っている人が増えている状況なのに、平気で更新時に家賃を値上げしようとするような不動産会社ってどうなんでしょう。

 

セブンイレブンですら家賃減額を求めるような時代だというのに…。

セブンがコロナで5000店超の家賃減額を要請、加盟店支援は後回し | ダイヤモンド・オンライン

 

商業ビルなどの店舗系の不動産はテナントの撤退が相次いでいるので、そのぶんを住宅用マンションの家賃値上げでカバーしようと考えているのかもしれません。

 

引っ越しってすごくエネルギーを使うし、めんどくさいですが、「こんなあくどい不動産会社に儲けさせるべきではない!」という義憤に駆られて、結局は引っ越すことにしました。

まあ、もともとリモートワークの影響で会社のすぐ近くに住む必要性も薄れていたので、ちょうどいいタイミングだったというのもありますが。

 

義憤に駆られての引っ越しとはいえ、引っ越し前のマンションで荷造りを終えたときはちょっとセンチメンタルな気分になりました。

 

↓引っ越し前のマンションのベランダより撮影

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新しい住まいは、会社からの距離は少し遠くなりましたが、歩いて通勤できる範囲内です。

すぐ近くに24時間営業のスーパーとジムがあり、大型商業施設も多いエリアなので、これまで以上に生活は便利になりました。

 

それに初めてちゃんとした内廊下タイプのマンションに住むので、エントランスを通るたびにちょっとテンションが上がります。

 

もしめんどくさいからといって引っ越しせずにいたら、モヤモヤした気分で住み続けていたと思うので、思いきって引っ越して良かったです。

 

ただし、義憤に駆られて行動するというのは一歩間違えると「キレる老人」につながりそうなので、そこは気をつけないとね。