出会いのあるゲイのお菓子教室『cafe男子茶房』に初めて行ってきた
2ヶ月に1回くらいのペースでおこなわれている、『cafe男子茶房』というお菓子教室があります。
"ゲイのゲイによるゲイのためのお菓子教室"というコンセプトで、講師をつとめるパティシエがゲイ、生徒(参加者)もゲイ限定のお菓子教室です。
ゲイ同士で楽しくおしゃべりしながらお菓子作りを習って、できたお菓子を食べながら親交を深められるイベントということで、興味があったので数日前に参加してきました。
会場とか参加者とか
cafe男子茶房の会場は渋谷駅から徒歩10分くらいのところにある『CAFE DOCE(カフェドセ)』というお店で、講師もこのお店の店長さん。イベントは貸し切りでおこなわれるので周りの目を気にする必要はありません。
お店に着いて、スタッフの女性に参加費5000円を支払ってから席につくと、参加者全員のプロフィール(応募時に記入)が書かれている紙と、今回作るお菓子のレシピが置かれていました。俺はお菓子作り初心者なので、レシピを見て「ちょっと難しそうだなー」と思いました。
参加者は13人(定員は16人だけどキャンセルの人がいたため)で、全員そろったところで講師と参加者の自己紹介タイム。お酒も出るイベントなので参加者は20歳以上限定で、20代から50代まで幅広い年齢の人がいました。30代の人が一番多く、アラサーを通り越した俺も一安心。
お菓子作りの様子
今回作るお菓子は「シャルロットポワール(洋梨のババロア)」。スポンジでガワを作って、その中にババロアを流し込む感じの洋菓子です。
お菓子作りは参加者が4人または3人一組の4チームに分かれて協力しながら進める形でした。レシピの区切りのいいところまでを先生が説明しながら実演して、その後で参加者がチームごとに分かれて作っていきます。先生の説明は分かりやすいし、やはり実際に作っているところを見るとレシピでは分かりにくいところが明らかになって良いですね。
自分で作ってみると、ついさっき実際に見たのに手順を間違えそうになったりしたけど、それはそれで参加者同士でフォローしたりして楽しかったです。先生が横からいろいろアドバイスしてくれて、素人ながらも何とか完成させることができました。
↓俺のチームの作ったもの。見た目はちょっとアレかな?。↓
中のババロアはなめらかにできていておいしかった。
↓先生が作ったお手本はさすがのできばえ。(ミントを乗せる前に撮っちゃった)↓
実食タイム&2次会
シャルロットポワールができあがったら、みんなでワインで乾杯してから実食。俺のチームの作ったものは、見た目はちょっと不恰好だけど味はよかったです。参加者の中にはお菓子教室に通いつめている人もいて、すごく上手にできているチームもありました。
お菓子教室が終わった後、希望者は3000円払えばそのまま同じお店で2次会に参加できます。俺は久しぶりのゲイ飲み会だったので、2次会にも参加してきました。2次会の料理は講師の先生が作るんだけど、どれもおいしかったなー。特にスパニッシュオムレツ。
感想
お菓子教室なのでお菓子作りを学ぶことがメインではあるんだけど、個人的に一番印象に残ったのは講師とスタッフの方のホスピタリティの高さだったりします。イベントの雰囲気が全体的にすごくよくて、講師1人と女性スタッフ1人という少人数体制ながら、参加者が楽しくイベントに参加できるようにすごーく気を配って行動しているのが伝わってきました。
特に女性スタッフの方がすごくテキパキとしていて、ときどき明るいトークで場を盛り上げつつも、(あくまでゲイが主役のイベントなので?)あまりでしゃばりすぎない感じで、プロフェッショナルでした。見ていて本当に「この人いい人だなあ」と思いました。自分がノンケだったら惚れていたレベル。ゲイのお菓子教室の感想で女性スタッフを褒めちぎってもしょうがないんだけど、それくらい感じの良い女性でした。
友達作りの機会としてどうなのかは、自分自身がどこまで積極的になれるか次第かな。会場は渋谷駅まで多少歩く場所なので、帰り道でさりげなく連絡先を聞いてもいいし、何回か参加して顔見知りを作ると友達を作りやすいかも。
ただ、このイベントはけっこう人気があって、早めに応募しないと満席で参加できなくなるみたいなので、確実に参加したいなら男子茶房さんのツイッターをフォローしておいたほうがいいです。募集開始の告知はツイッターが一番早いみたいなので。あと、今回は応募した人のドタキャンがあったみたいですが、なるべく直前のキャンセルは止めましょうね。
とにかく全体的になごやかな雰囲気で、ゲイイベント初心者でも安心して参加できる、良いイベントでした。