<前回のあらすじ>
毎週末のように中古マンションの内見に行っていたものの、気に入った物件はすんでのところで購入できず。
そうこうしているうちに、以前から目を付けていてモデルルームにも訪問済みの、とある新築マンションの次期販売期間が近づいてきました。
23区内で自分にとっても彼氏にとっても通勤に便利なエリアにあり、高級マンションではないけど室内の仕様はなかなかのもの。
ディスポーザーや床暖房、各階ゴミ置き場もあり、今住んでいる賃貸マンションよりもはるかに設備が充実しています。
ただ、このマンションには一つ問題がありまして……明らかに相場よりも割安な価格なので、購入希望者が多すぎるんです。
前期の販売でもほとんどの住戸に複数の購入申込が入り、抽選になってしまっていたようなので、おそらく購入申込をしても買えない確率のほうがずっと高い状況。
とはいえ、中古マンション探しにも疲れてしまったし、前々から買いたいと思っていたマンションなので、とりあえずこのマンションの購入申込をすることにしました。
購入申込の受付期間は1週間ほどあり、オンラインで簡単に手続きできます。
各住戸に現在何件の申し込みが入っているかは担当営業さんに聞けば確認できるので、なるべく倍率(申込数)が少ない住戸に申し込もうということで、最終日まで申し込みはしないでおきました。
そして申し込み最終日の朝、狙っていた間取りの各階の住戸の倍率が担当営業さんから送られてきたのですが……
2階・・・9倍
3階・・・6倍
4階・・・4倍
5階・・・4倍
6階・・・5倍
7階・・・3倍
8階・・・6倍
9階・・・4倍
10階・・・3倍
11階・・・2倍
(注)1階には住戸はありません。12階以上もありますが省略しています。
といった感じで、申込が入っていない部屋は無し。どこに申し込んでも抽選になる状況でした。
基本的に下の階ほど価格は安いのですが、最も安い2階は大人気で到底買えそうにないですね。
どの住戸に購入申込を入れるのか考えた結果、2倍の部屋は最終日に他の人に狙われそうだと思い、3倍の住戸にしました。
それでも、最終日にその住戸に申し込んだのが自分だけだったとしても4倍ですから、当選確率は25%。厳しいなあ…。
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数日後、自宅でテレワークしていると、電話が鳴りました。
「はい、ヤシュウです」
「お世話になっております。△△(マンション名)の山岡です」
「あ、はい、お世話になります」
「おめでとうございます!当選です!」
「・・・・・・えっ???本当ですか!?!?!?」
「当選してなかったら今日お電話してないですよ(笑)落選したお客様への連絡は明日以降なので」
「えぇーーー、ありがとうございます・・・」
「これからのスケジュールですが、まず重要事項説明会が7月〇日、そのあと8月〇日までに手付金をご入金いただきまして、8月●日にご契約会となります。
手付金は10%になりますので、〇〇〇万円ですが、●日までにお振込みは大丈夫そうでしょうか。」
「あっ、ハイ」
という感じで、まさかの当選連絡で夢みたいな気分になっていたところで、手付金の話で現実に引き戻されました(笑)
まあ当たらないだろうと思っていたので、電話を切ったあとも「本当に当選したんだよね?」という気分で、仕事中にもかかわらず何度もスマホの着信履歴を確認してしまいました。
ちなみに、申し込んだ住戸の最終的な倍率は3倍だったそうです。
最終日に1組キャンセルがあり、最終日に申し込んだのが自分だけだったので、結果的に低倍率になったというミラクル。
ということで、ようやくマンション探しを終えることができました~。
紆余曲折はありましたが、結果的に一番住みたいと思えたマンションを買えたし、予算内におさまったので良かったです。
これでもうマンション探しはしないで済むと思うとホッとします。
特に所有者居住中の中古マンションの内見は気をつかって疲れるので……。
購入したのはまだ竣工していない新築マンションで、入居は1年以上先なので、彼氏との同棲生活はまだまだ先になりますけどね。
(それまでに別れてなければいいけど……)
どこのマンションを買ったのかは、さすがにナイショということでお願いします。
東京の新築マンション情報をある程度収集している人なら、わかってしまうかもしれませんが。
そして、この記事を公開する当日、40歳の誕生日を迎えました。
40歳ってもう完全におじさんですね。。。
今の自分は、自分が想像していた40代よりもずっと未熟な気がしますが、伸びしろがあると捉えるべきでしょうか?
30代では転職したり、彼氏ができたり、いろいろなことがありましたが、きっと40代でもいろいろあるんでしょうね。
40代は新しい住まいで、彼氏と楽しく暮らせるようにがんばります!