ヤシュウの部屋

40代ゲイが生き方を模索しながら考えたことを綴るブログ

【アラフォーゲイのマンション購入記】④不動産コンサルへ相談&川崎の中古マンション内見

東京周辺の新築マンションは高すぎ!ということで、中古マンションを購入する方向で検討することにしたヤシュウです。

 

中古マンションを探すにあたって、まずはプロに相談してみようということで、不動産コンサルタントの有料相談サービスを利用してみました。

 

相談サービスの流れとしては、

・申込時にざっくりした希望条件をメールで伝える

コンサルタントと提携している不動産屋さんによるヒアリング

ヒアリングの内容を踏まえて、コンサルタントがおすすめの物件やエリアを紹介してくれる

という感じでした。

 

俺のようにある程度広い範囲でマンションを探している場合、アドバイスも広く浅い感じになってしまうので、今考えるとわざわざ有料の相談サービスを利用する必要はなかったかも…という気はします。

 

住みたい沿線が決まっているとか、2つの物件で迷っているとかなら、わりと深いアドバイスがもらえそうでしたが、広域で探していると単に「この物件とかオススメですよ~」みたいなレベルの話が多くなってしまって、参考にはなるけど決め手にはならないなと思いました。

 

ただ、提携している不動産屋さんはテキパキ仕事をしてくれましたし、先に相談料を払っているので、その後も不動産屋さんに相談する際に遠慮しなくてすむという意味ではよかったです。

 

相談の結果、神奈川県の川崎駅周辺エリアの中古マンション3件を内見することにしました。

 

川崎を選んだ理由としては、

・以前川崎駅近くの会社で働いていたことがあり、ある程度周辺環境を知っている

・治安や子育ての面では難アリのエリアだが、ゲイカップルであればそのデメリットはほぼ無視できる

・23区南東部への通勤がラク

・川崎駅付近には商業施設が多数あり、買い物に困らない

・23区内で同じくらい商業が発展しているエリアと比べると、お安い物件が多い

 

という感じです。

 

※以下、実際に内見したマンションについて書いていますが、強めに否定している物件については住民の方に配慮してマンション名を伏せています。

 

1件目 リヴァリエ

まず見に行ったのは、京急川崎駅のひとつ隣の港町駅から徒歩1分の「リヴァリエ」というタワーマンションです。

多摩川沿いののどかなエリアに、リヴァリエA棟・B棟・C棟の3つのタワーがドーン!と建っています。

 

港町駅川崎競馬場の最寄り駅ということもあり、周辺を歩いていると「なんかオジサンが多いな…」と感じましたが、近くにそこそこの規模の商業施設もあって便利そう。

 

できれば多摩川が見える北東・北西向きの部屋を内見したかったのですが、そのときは売り出し中でちょうどいいサイズの部屋が南東向きしかなかったので、南東向きの部屋を内見しました。

 

マンション自体は築浅で、内装もきれいだったので、最初は「これはけっこう有力候補かも」と思いました。

が、マンションの南側に線路があるので、港町駅を電車が通ると少し騒音が気になります。

部屋と線路とは多少離れているのですが、間に何も建物がないので、音が伝わりやすいようです。

 

結局、線路の反対側で騒音が軽減されそうな北東・北西向きの部屋が売り出されたらまた検討しよう、という結論になりました。

 

2件目 〇〇シティ川崎

次に見に行ったのは、川崎駅東口から徒歩10分以内の場所にある、築10年のマンション。

川崎駅の近くなのに、リヴァリエよりもかなりお安い価格です。

 

内見時の第一印象は、「普通だな~」でした。

安いんだけど、共有部も室内も、今住んでいる賃貸マンションと大差なくて、わざわざ買って住みたいかというと…。

 

また、大通りに近い場所のため、窓を閉めていても車の騒音がかなり大きく聞こえてきます。

というわけで、ここは購入対象外と判断して、早々に次の物件へ向かいました。

 

3件目 川崎〇〇タワー

最後に内見したのは、川崎駅から徒歩5分以内のタワーマンションです。

 

川崎駅に近く、しかも築浅なのにけっこうお安い価格!これは期待できそう!ということで意気揚々と向かいました。

内見の予約時間までまだ時間があったので、内見前にひとりでマンションの周辺を散策してみたのですが、ここで問題が…。

 

マンションから徒歩1分くらいのところに繁華街というか風俗店が多いエリアがあり、それは行く前から知っていたのですが、実際に歩いてみると想像以上に雰囲気が悪くて、ちょっと恐怖を覚えました。

 

単に風俗店がたくさんあるだけなら別に気にならないのですが、日曜日の昼間だというのに、街にたむろしている人たちのガラが悪いというか何というか。

気を抜いたら因縁をつけられたり、サイフをスられたりそうで、周りの人と目を合わさないように緊張しながら歩きました。

 

この時点でもう購入候補からはほぼ外れてしまいましたが、内見をキャンセルするわけにもいかないので、一応予定通り内見させてもらいました。

 

この物件のみ、まだ売主さん(現在の所有者)が住んでいて、売主さんにも立ち会ってもらっての内見です。

内見時に売主さんがいると、いろいろと気をつかいますね。

収納を開けてみるときもいちいち「ここ開けても大丈夫ですか?」と確認しないといけないし、適度に部屋を褒めてあげないと失礼なような気がして疲れちゃいました。

 

また南側にバルコニーがある部屋でしたが、その南側に別のマンションが建ってしまい、バルコニーから3~4メートルくらいのところに向かい側のマンションの壁がドーンとせまっています。

 

↑バルコニー前に他のマンションが建っているイメージ画像

 

日照が完全に妨げられているわけではありませんが、窓から向かいのマンションを見るたびに「隣のマンションさえ無ければなあ~」と思ってしまいそうなのが残念です。

 

周辺環境と日照条件さえ我慢すればメチャクチャ便利な立地で、マンション自体もキレで設備も整っています。

不動産屋さんもイチ押しのマンションでしたが、やはりここに住むのはちょっと…ということで見送ることにしました。

 

このマンションはメリットとデメリットがハッキリしていて、デメリットがあまり気にならない人にとってはかなりお買い得な物件なので、その後わりとすぐ売れてしまったようです。

 

ということで、川崎の中古マンションを見ても購入にはいたらず、マンション探しはまだまだ続くのでした。